構造を変えたら希望の間取りになる注文住宅
2018年4月29日生活動線と、家族構成の移り変わりを考えながらの間取りを重視しました。共働きなので、家事のしやすさ、収納のしやすさなどいかに時短が出来るかを大切にしました。また、いまの家族構成だけでなく、子どもが大きくなった時、夫婦2人の生活に戻ったときに、部屋をどう使っていくのか、偏った使い方だけでなく、アレンジがきくように間取りを考えました。部屋のアレンジがきくように、壁で一部屋づつを区切らないようにしました。そして、部屋の真ん中にIKEAのクローゼットシステムを利用してウォークインクローゼットを作ったのですが、子供が小さい時はファミリークローゼットとして2部屋を完全に区切らず、大きくなったら、クローゼットの配置を変えることで完全に分かれるようにしました。また、子供が巣立ったらまたクローゼットの配置を変え、一部屋に戻し、夫婦の部屋として共有できるように工夫しました。土地を有効に使う為に構造から考える人は少ないと思います。もちろん、価格で言えば在来工法は鉄骨造りに比べて安いですが、在来工法は壁の割合が多く、無駄なスペースが出て来やすくなります。我が家はその中間の木骨という方法にしました。その結果、梁も少なく、部屋が大きく使えたり、駐車場も1台多く確保出来ました。間取りだけでなく、構造も含めて考えることも大切だと思いました。