子育てをイメージした設計について

両親から譲り受けた土地があることもあって、思い切って住宅を建てることにしました。家内とは子供がひとりめでまだ小さい時でしたが3人の子供を育てるためにどうしようかと言うことを考えて、設計を行いました。まず、なんといっても子供たちの部屋をどうするかと言うことです。

家内との共通した意見としてできるだけコミニケーションを図るために子供たちが部屋にこもることがないよう、勉強はリビングでできるようにしようねと言うことにしました。ですから3人の子供をイメージして部屋を3つは確保しましたがベッドを置くだけで勉強机等がないシンプルなスペースにしました。逆に、リビングについてはできるだけ明るく、それも私が仕事や家事をしながらでも子供たちが勉強したり、コミニケーションをとっている姿が確認出来るように明るく広い設計にしました。ですから、リビングの机についても家族5人で利用するどころか10人近くが座れるような特別注文の机を購入し、椅子についても食事だけではなくオフィスでも利用できるような椅子を思い切って注文した次第です。

そして、小さくても構わないので何とか庭を作りたいと言うのも私の思いでした。実家がお米だけではなく野菜なども作っていたので少なくても良いから自分たちで何か野菜を作りたいと考えていたからです。もちろん、それほど大きなスペースは確保できませんが、おかげさまで自分自身が簡単な野菜を作るようなスペースは確保できた事は目標達成かなと思っています。

逆に家内のこだわりについてはお風呂でした。とにかく温泉が大好きなので入浴時間が普段から非常に長くゆっくり楽しめるように地上波デジタルのテレビが視聴できたり、Wi-Fiの電波が通るような構造にしたり、ミストシャワーが利用できたりと正しくフルスペックのお風呂の発注になりました。
これから10年、20年と私たちがイメージしたライフスタイルが利用できる住宅になったと思っています。