結露対策を考えて家を建てよう
2019年10月24日雨が降った日や冬場に困ることの一つが結露です。結露を放置しているとカビが発生し、カビによってアレルギーを起こす心配があるので、結露を拭く必要があります。しかし、結露するたびに拭いていると面倒です。
これから注文住宅を建てる方は、結露をしないように対策を考えた設計にするとよいでしょう。
結露が発生をするのは、家の中と外の温度差によるものです。外が寒く室内が暖かいと暖かい空気が冷やされて水蒸気が水となり、壁や窓などに付着をすると結露となります。
これを防ぐためには、家の中と外の温度差を少なくするか、外の熱が家の中に入らないようにするか、2通りが考えられます。
家の中と外の温度差を少なくする方法としては、気密性の悪い家を作る方法があります。室内に外の冷気が入ってきて、温度差が少なくなります。しかし、これでは快適に住むことができません。
そのため、外の熱が家の中に入らないように工夫をするとよいでしょう。ペアガラスというガラスを2枚使った窓ガラスは、ガラスとガラスの間に空気の層を作ることで外からの熱を遮断してくれます。1枚のガラスに比べると高価ですが、結露対策や冬の寒さ対策におすすめです。