建築業者の選び方のポイント。
2021年2月6日注文住宅を建てるにあたって、ハウスメーカーや工務店等に見積もり依頼をする建築業者は3つまでにしておいた方がお勧めです。
一生に一回の大きな買い物のため、たくさんの建築業者を比較して選んでみたいと言う気持ちがあると思いますが、あまりにも多くの建築業者に声をかけすぎると訳が分からなくなり混乱してしまい、良いお家づくりができないことがあります。
注文住宅の見積もりを依頼してから、見積もりを作ってもらうまでに何回か打ち合わせを行わないといけません。
まずは候補の建築業者に依頼をして、それから建築業者が建築土地の調査を行います。
建築法規の基準を確認するとともに間取りを作るにあたっての日当りや土地の使い方などを検討してもらうための調査をしてもらいます。
その後、調査結果を説明してもらうために打ち合わせをおこないます。ここで詳しく注文住宅の要望や間取り、部屋の大きさなどを担当者に伝えて図面を作ってもらいます。
提案してもらった図面も1回でオーケーが出ることが少ないため、何回か打ち合わせを重ね理想の間取りを作っていきます。
それからキッチンやお風呂などの設備の確認を行って具体的に見積もりの金額が出てきます。
1回2時間あたりの打ち合わせを平均して4回から5回ぐらい行っていきます。
1つの建築業者に対してこれだけの時間をかけるため、5、6社見ようと思うと相当な時間と労力を要します。
また打ち合わせの際に先方の担当者に伝えた内容が他の業者へは伝え忘れていた等のミスなども起こり混乱してしまいます。
一生に一度の大きな買い物のため、複数の建築業者を見比べる事はとても大事ですが、実際にプランや見積もり依頼するのは数社に絞った方がお勧めです。
建築業者の担当者も人間のため、ある程度信頼を持って対応するお客と認められないと、やはり良い提案を受ける事はできません。
納得できる家づくりをするためにも、事前の下調べで自分の要望を叶えてくれそうな建築業者を絞る事はとても大切です。