注文住宅での切妻屋根は注意が必要
2021年1月9日注文住宅の一戸建てでは、屋根の形状で幾つかのデザインがありますが、一般的には切妻屋根と寄棟屋根がメジャーです。切妻屋根は正面から見ると三角形の形の屋根になっているもので、スタイリッシュな感じがします。シンプルでスタンダードなタイプと言えるかもしれません。とはいえ切妻はデメリットがあり、あまりお勧めができないと感じます。
というのは、家の正面とその反対側がまともに雨風、そして直射日光を浴びることになるからです。そうした部分から雨漏りがしやすいのです。雨漏りは本当に厄介で、毎回大雨になる度に不安になることでしょう。また切妻にすると、家の正面の三角形の形をした木の部分のペイントが剥げてきます。通常ダーク系の色を塗ることが多いですが、色が剥げてくると実に古臭い感じに見えてしまいます。3年から5年くらいで、そうした色になってしまうので、そのたびにペンキ塗りを依頼しないと見た目があまり良くないのです。
こうした点から切妻屋根はスタイリッシュではあるのですが、あまりお勧めができない部分があります。